東金市の浄水場のろ過池の耐震補強工事を施工いたしました。
今回の材料は、ステンレスのSUS316という一般的なステンレスSUS304よりも耐食性の高い材料を使用しての施工となりました。在庫品として材料がなかった為に、板を切り出して溶接して作る「溶接H形鋼」を使用しました。
さすがに、ステンレスです。 綺麗に梱包されて大事に大事に山形県より入荷されました。
弊社工場での加工は、穴加工と部材の溶接作業です。材料が硬い為に、穴を開けるのも大変苦労しました。
が、綺麗に開きました。
加工時に多くの切削油を使用した為に、仕上は綺麗にクリーニングして出荷致しました。
材料搬入状況
製品検査状況
製品検査も無事に終わり、建て込みです。
真上から吊る事が出来なかった為に、引き込みながらの作業となりました。
アンカーの穴も全てピッタリ合って、設置完了です。
写真は設置後に池に水を戻したときの状況です。ぼんやりと白く水中に見えるのが鉄骨です。
使用したボルトです。ボルトはSUS304を使用したので耐食性を高める為に、ジオメット処理を施してあります。