弊社事務所2階の従業員の休憩室のリフォーム工事を始めました。
事務所での打ち合わせ時などでは、上で大きな音がしたりしますが、ご容赦の程よろしくお願いいたします。
なお、リフォーム後は新しく打ち合わせスペースも設置致しますので、どんどん打ち合わせに来てください。
また、工事の新着情報などもこちらでお知らせ致しますので、是非見て頂ければと思います。
弊社事務所2階の従業員の休憩室のリフォーム工事を始めました。
事務所での打ち合わせ時などでは、上で大きな音がしたりしますが、ご容赦の程よろしくお願いいたします。
なお、リフォーム後は新しく打ち合わせスペースも設置致しますので、どんどん打ち合わせに来てください。
また、工事の新着情報などもこちらでお知らせ致しますので、是非見て頂ければと思います。
先日、取引のある近所の機械加工屋さんが
「加工していたら、材料に巣があいていたので埋めて欲しい」 ということで尋ねてきました。
この材料、砲金という金属で、銅と錫(スズ)の合金です。
12世紀頃から、大砲の鋳造に使われていた為にこの名がついたそうです。
今は、機械部品として軸受け等に多く使われているそうです。
ちなみに、この品物も軸受けとして使われるそうです。
螺旋形状のスチール・ステンレス製のシューターという品物が出来るまでを、簡単に紹介します。
興味のある方は見てみてください。
形状が複雑で、図面上で取り合いが不安な部分などは、実際に模型を作ったり試作品を作ったりします。
サランラップの芯棒や割り箸を駆使して模型の完成です。
まずは、部品作りです。 側面になる板は展開した形で切断してローラーで曲げていきます。
らせん状に曲げるのには、結構技術が必要です。
各部品を組み立てていき、だんだんと形が見えてきます。
横に寝かせて、作業もします。
丸くて転がってしまいそうですが、無事にトラックに積み込み現場へと搬入されます。
このような形でトップページの写真の品物は完成しました。
さて、この滑り台のようなものは何なのかと言いますと・・・
この品物は集合住宅で、洗濯物をポイッと投げ込むと下まで落ちていくという、
いわば、洗濯物の滑り台でした。
弊社ホームページはお客様に、より長谷川製作所を理解して頂ける事を望みホームページをリニューアルいたしました。
取扱い品目をはじめ、弊社の特徴や特色について詳しく載せてありますのでご覧になってください。
東金市の浄水場のろ過池の耐震補強工事を施工いたしました。
今回の材料は、ステンレスのSUS316という一般的なステンレスSUS304よりも耐食性の高い材料を使用しての施工となりました。在庫品として材料がなかった為に、板を切り出して溶接して作る「溶接H形鋼」を使用しました。
さすがに、ステンレスです。 綺麗に梱包されて大事に大事に山形県より入荷されました。
弊社工場での加工は、穴加工と部材の溶接作業です。材料が硬い為に、穴を開けるのも大変苦労しました。
が、綺麗に開きました。
加工時に多くの切削油を使用した為に、仕上は綺麗にクリーニングして出荷致しました。
材料搬入状況
製品検査状況
製品検査も無事に終わり、建て込みです。
真上から吊る事が出来なかった為に、引き込みながらの作業となりました。
アンカーの穴も全てピッタリ合って、設置完了です。
写真は設置後に池に水を戻したときの状況です。ぼんやりと白く水中に見えるのが鉄骨です。
使用したボルトです。ボルトはSUS304を使用したので耐食性を高める為に、ジオメット処理を施してあります。
東京都の給水所の災害対策工事として、ステンレス止水板の設置をいたしました。
材料はSUS304で板厚が7.0tと大変珍しい板厚の材料を使用するということでお問い合わせいただき、施工させていただくこととなりました。
作業内容は
既存、又は改修するコンクリートの壁にステンレスの板で壁の高さを嵩上げして災害時にライフライン(水道)を守る為に…という事でした。
起きて欲しくはありませんが、万が一の災害のときに役に立ってもらえればと、思います。
約半年かけて考案、製作してきた。
オールステンレス製のメッシュコンベア(自走昇降式)が完成、設置完了しました。‘かん水‘と呼ばれる天然ガスとヨウ素を含む地下水の水路に落葉などのゴミを収集するコンベアを設置いたしました。(なんと、この水は石器時代の地下水だそうです)
設置場所の水路の枡部分です。
工場に実寸サイズの枡を製作し、その中で製作、設置、試運転を重ねました。
このコンベアはフレーム、スプロケット、チェーン、メッシュなど全てSUS304の材料のみを使用して製作しました。ステンレスは熱影響による歪みが鉄の1.7倍と大きい為に、歪み取り(矯正)には高い技術を必要としました。
また、設計上では見えない部分も多く本当に一つ一つの取合いに気を配りながらの製作でした。
側面からの落葉等の進入を防ぐ工夫もしました。
躯体との隙間埋めと緩衝材は特注のブラシにて取合いました。
制御盤、電気回路もオリジナルで製作しました。
モーターにはインバーターを付けて、速度調整が出来るようにしました。
クレーンスケールにて本体コンベアの重量計測状況です。
付属品が全てついている状態では無いですが530キロあります。
実際に、会社の敷地内に落ちているイチョウの葉を濡らしてコンベアに乗せて実験しました。
ブラシも機能してメッシュに付けているアングルアタッチもちゃんと爪の機能を果たしてくれて、落葉は無事にカゴへと入っていきました。
現場設置作業状況です。 想定していたよりも水位と勢いが上がっていて不安の中での作業でした。
いよいよ、このコンベアの最大の見所である、自走して機械自らの力で水の中へと入っていく緊張の瞬間です。
メンテナンスや、日々の掃除に対応できるようにコンベアを回しているモーターの力を利用して自力で陸上へ上がり、水中へ入ることが出来ます。こんなに小さいモーターでこんなに大きな物が上がったり下りたりするところは、本当におもしろいです。
順番に、着実に組上げていき無事に設置が完了致しました。
年末の設置で、稼動させたままお正月を過ぎましたが、年始早々「ちゃんとゴミが取れているよ!」とのうれしい連絡を頂きました。
お客様のご要望があれば、こういった特注機械の製作のご相談もお受けいたしますので、お気軽にご相談ください。